21年前から4年前の間、僕は毎年半年間の佐渡滞在を繰り返して来ました。
3年前から、その方向を海外に切り替えようと準備を始めましたが、去年の秋に急転挫折。(^_^;)
最近の佐渡行は一昨年秋の10日間だけです。
今年は秋にアオリイカ狙いの佐渡行を予定していましたが、3月目前となってソワソワ。
久しぶりにクロダイノッコミに照準を合わせて1ヶ月ほど佐渡に滞在できないか?と考え始めたんです。
そこで気になったのが佐渡汽船運賃で、すでに一昨年の段階で片道、車長5m未満が2等運賃込みで14000円台でした。
新潟と佐渡の両津間は約2時間半の距離です。
往復5時間。
しかも、佐渡での徒歩による釣りを思案中ですが、現実問題、車が必須なのは否めません。
この5時間に費やせる額は、僕の生活観からでは3万円がギリギリです。
この生活観を、各々違って当たり前とナメて貰っては困るんです。
何処かしらで大勢が出来上がるのが集団心理です。
で、佐渡汽船サイトで運賃を調べてビックリ仰天。
片道が17000円台、10日以内で利用出来る往復割引が33000円台になっていました。
正直、途方に暮れています。
ガメチンサイトでアノ手コノ手で佐渡を宣伝しながら、唯一と言って良い佐渡への交通手段が自分の生活観から飛びぬけ、渡航意欲を著しく減退させたまま、現状のガメチンサイトを維持して行くのは大嘘ですから。
と言って、自分には身に余る程の多くの訪問して頂ける方々に対するガメチンサイトの間もなく満8年になる役割を、佐渡汽船”如き”のためにフイに出来ない、という思いも強いんです。
佐渡汽船”如き”というのは、僕の粗末な感情だけのモノじゃありません。
それは、まさしく”如き”に相応しい放蕩の歴史で、政権政党大臣を出した島の最大企業と県政の関連、そこで繰広げられた醜聞と実態の数々は、今の見るも無残な落ちぶれ方を見れば、想像するのは簡単な筈です。
また、これらを裏付ける、とっても分かり易い数字もあるんです。
それが佐渡の離島としては突出した人口。
2008年1月で65,037人です。
離島航路は生活路線として大きな責任を担う訳で、人口は潜在的利用者数として、航路経営の1つの指針となると思うんです。
要は、佐渡が離島航路経営上、飛び抜けた市場を持っていると。
現佐渡汽船の経営困窮状況は株価を見れば一目瞭然。
実際の市場から判断すれば、あってはならない状況で、それをしてしまった最大の原因が佐渡汽船自体にあるのは間違いありません。
一昨年以前の段階で、佐渡汽船はいずれ解体され、次の経営体制が出来上がるまで運賃についての改正は無理だろうと、見守るしかないと思っていました。
でも、それ以前に、この窮状で更に改悪されるとは…。
いずれガメチンサイトでも、この件に対する姿勢をハッキリさせなきゃならないと思っています。
それまでは現状維持という事ですが、さて、どうするか?(^_^;)
気持ちとしては一刻も早い解体を望んでいますし、この改悪の”暴挙”がそれに拍車をかけてくれれば幸い。
県政がどこまで関わって来るのか分かりませんが、出来れば1度試みられ、政治的に潰された私企業による参入に期待したいです。
勝手な試算ですが、新潟、両津間5m未満の車両航送料は片道1万円以下が”適正”です。